ソシャゲーから我が子を守る

ソシャゲーから我が子を守る

ソシャゲーとは、ソーシャルゲーム(Social network game)の略で、有名なものとしては
・パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
・モンスターストライク(モンスト)
・グランブルーファンタジー(グラブル)
等が挙げられます。

殆どは無料なので気軽に始められ、スマホでいつでも簡単に操作できるので、ついつい習慣化してしまいのめり込んでしまっている子も多いのではないでしょうか。
大人なら自身の責任の範疇で楽しめば良いのですが、成長段階にある子供の場合は注意が必要です。

なぜならば、このようなリスクがあるからです。
・プレイヤー同士がコミュニケーションする機能を悪用し、出会い系サイトとして使われる
・自身の支払い能力以上の金額を、課金してしまう(有料ガチャ等)
・依存症と呼べるレベルにまでのめり込んでしまい、通常の生活が疎かになってしまう

いずれのケースも、日本の社会問題としてニュースになった話です。

この記事は、我が子にソシャゲーを卒業して欲しいな。プレイする頻度を抑えて欲しいな。と思っている方向けです。

普段の習慣を直すというのは大人でも難しいことですので、決して無理強いせず、できる所から少しづつチャレンジしてもらえればと思います。

1.課金を止めてみる

課金を止めてみる

ソシャゲーをやっている方のほとんどのは、課金をしていないか、少額だと思います。

課金していなくても、運営会社から様々な名目で有料ガチャを無料でできるアイテムを貰えるので、それなりに楽しめます。

楽しさはあまり変わらないので、少額課金している子は試しに課金を止めてみてはいかがでしょうか。

課金額が高額となっている方は、支払い能力の範疇にあり、趣味に割り当てられる金額に収まっているか考えてみてください。
また、ご家庭のルールや躾という観点で考えてみることもおすすめします。

2.ログインボーナスを貰わない

ログインボーナスを貰わない

ログインすると、ちょっと役に立つアイテムが全員に配られます。
ほとんどの場合、貰ったまま使わずアイテムボックスの肥やしになるようなものが多いです。

なので、ちょっとログインしない期間があっても、ゲームの進行には影響はありません。

習慣を正し、依存症になるリスクを抑えるためにも、ちょっとの期間ログインしない日を作ってみませんか。

3.遊びじゃなくて、単調な作業になっていないか考えてみる

遊びじゃなくて、単調な作業になっていないか考えてみる

ソシャゲーをやっていると、いつもと同じような流れで、見たことがある敵キャラが出て、いつもの戦法で戦う。という場面が多々あります。

この流れに飽きを感じたり、いつの間にか遊びでなく単調な作業に感じたのなら、ソシャゲーから離れてみる良いきっかけになるでしょう。

今やっているソシャゲーに、単純作業労働のような感じがしないか、改めて思い返してみてください。

4.イベント限定のレアキャラクターは狙わない

イベント限定のレアキャラクターは狙わない

期間限定で開催されるイベントで、レアなアイテムやキャラクターが手に入ることが多いですが、これを狙う場合、モノによっては多くの時間とお金が必要になります。

あともう少し。という場面が多いほど、多くのお金が必要になります。

その結果、無事に手に入れることができれば大きな満足感が得られますが、早くて半年遅くとも1年後には、アイテムボックスの肥やしになっています。

なぜならば、後に出てくるアイテムやキャラクターほど強い設定になって登場するので、頑張ってゲットしたイベントレアキャラクターは相対的に弱くなり、終いには使い物にならなくなってしまうのです。
(より良いキャラクターを出し続けないと誰も有料ガチャを引かなくなるので、今後もこの強さのインフレーションは続きます)

半年後には労せず手に入れられる程度のアイテムやキャラクターと考え、イベントに参加したり頑張るのを止めてみましょう。

5.機種の変更機能を使い、利用データのバックアップをとろう

機種の変更機能を使い、利用データのバックアップをとろう

ソシャゲーから離れていられる期間が長くなったら、試しにゲームのアプリをアンインストール(削除)してみましょう。

一時的にゲームから離れることができていたとしても、これまで育てたキャラクターには少なからず愛着もありますので、いきなりアンインストールするのは勇気が要ります。

なので、ソシャゲーに付いている機種の変更機能(引っ越し機能)を使い、利用データのバックアップをとってからアンインストールしましょう。

そうすれば、いつでも再開できるが再開するのには手間がかかる。という状況ができあがり、勇気を出す必要なく習慣を正すことができ、卒業できる可能性が増します。

6.コミュニケーション機能を制限しよう

6.コミュニケーション機能を制限しよう

多くのソシャゲーには、ユーザー同士のメッセージ交換などのコミュニケーションを制限する機能があります。

できる限りそういった機能はオフにすることで、悪い大人からとの接点を減らすことができます。

その代わり、友達同士のコミュニケーションはLINEなどの代替手段を使わせるようにしてあげてください。

※ついでに、ソシャゲーからの通知もオフにすると、運営会社からの誘惑を減らすことができます。

最後に

最後に

無理やりゲームからお子様を引き離すのは、悪影響になる場合が多いので止めましょう。

お子様の理解や意思が伴ったうえで、少しづつ距離を置くのが望ましいです。

ソシャゲーと距離を置いたことで生まれた(浮いた)時間やお小遣いを、今後何に使っていくかも具体的に考えたほうがいいです。

ここが抜けてしまうと、また別の新しいソシャゲーを始めるきっかけを生むことになります。

ゲームは、暇つぶしだったり気分転換だったり娯楽の為のものなので、「空いた時間で勉強しなさい」はもってのほかです。

子供にとって、退屈とは強敵なのです。

射幸心を煽り、ゲームに依存するよう仕向けてくる一部のゲーム運営会社に引っかからないよう、子供たちを守っていきましょう。

じゃあ、これまでゲームに割いていた時間を何に充てるのがオススメなのか。というと、例えばぷららぼでゲームを作ってみるのは如何でしょうか?
楽しめて、身につけたものが将来役に立つのでオススメですよ。

※上記に記載した3つのゲームは、説明の為に挙げただけで貶める意思は一切ありません