パソコンで打った文章を保存するには

パソコンで打った文字が、どのようにして保存されるのかを説明します。

メールやメモアプリなどで打った文章は、そのままパソコンに保存されるのではなく、ある番号に置き換えてから保存されます。

この番号は文字ごとに決められていて、この番号を整理したものを『文字コード』と呼んでいます。

文字コードとは、実際にはこのようなものです。

数字や英語の文字コードのイメージ

日本語の文字コードのイメージ

同じ日本語でも、文字コードが違えば番号も変わります。

クメール文字のイメージ

(他にもたくさんの文字の種類があります。)

正しく表示するにはどの文字コードを使えば良いかは、大体はアプリが判断してくれるので、キチンと画面に表示されるのですが、まれに間違った文字コード表が使われてしまい、読めない文字となって画面に表示されることがあります。

たとえば、こういった文章データがあったとして

使う文字コードを間違えると、こんな感じで表示されます。

もし、こうなっているのを見たら「正しい文字コードが使われてないんだろうな。」と思ってください。

文章データを画面に表示させるときは、文字の番号をひとつづつ文字コードの中から探して表示する。というのを繰り返すだけで表示できます。

このように、文字は画像データのような小さなマス目が無くても、画面に表示することができるので、データ量は少なくてすむのです。